情報収集と点検確認

皆さんこんにちは!

ピーター・ドラッカー(Peter Drucker, 経営学者)の言葉を紹介します。

Unless commitment is made, there are only promises and hopes; but no plans.
コミットメント(責務)なしでは、単に約束と希望があるだけで、そこに計画はない。
ピーター・ドラッカー(Peter Drucker)

今日のブログのテーマは、「情報収集と点検確認」です。

高度情報社会の今日、その情報ネットワーク技術は益々発展を続け、私たちは、種々雑多に存在する情報の洪水の中にいます。それらの情報のかなりの部分は、誰でもその気になれば手に入れることが出来ます。

新聞、雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、そして、今ではインターネットを通じて世界中の情報が手に入ります。そして、1次情報として人から直接情報を得られます。

その中には、事実情報もあれば偽情報もあります。また情報は、断片、個別に存在する場合もあります。

しかし、それら断片、個別に存在する情報を生かせるかどうかは、その断片、個別の情報をどう収集し扱うかにかかっています。

自分の必要とする情報が、どこにどのように存在するのかをしっかり把握し行動しなければなりません。収集した情報はそのままでは、単純に個別の意味しか持ちません。それらの情報をグルーピングしたり、つなぎ合わせたりしながら隠されている情報を浮かび上がらせることです。

また、情報(データ)を収集するときには、希望や意志(立場)が強く作用しすぎると、情報収集が偏ってしまいます。つまり、最初に結論ありきでそれを立証するためにだけ情報(データ)を集め、その反証の情報(データ)は無視されやすくなります。

情報収集、分析、測定に当たっては、自分自身の「立場」の点検確認を常にしておかなければなりません。同様に、情報源の立場(情報提供者の立場)、判断者の立場も考慮に入れる必要があります。

収集した情報(データ)は、点検をしなければなりませんが、最初にしなければならないのが、「確定的材料」と「確定的でない材料」の区別です。点検した後の整理や分析の展開は、「確定的な材料」から出発しなければなりません。

情報の収集分析作業に際して必ず留意すべきことは、以下の点です。

①現状と歴史:流れの材料を集める。

②共通性と相違性:ある比較基準から見て同じものと違うものとの両面とも集める。

③一面を示す材料とその反面を示す材料:ある評価の根拠になる材料とその反対評価の根拠になる材料。立証材料と反証材料。・・・等の双方を集める。

④目立つ面と目立たない面:特に後者の方の材料に注意して集める。

⑤確定的な材料と不確定的材料:一見確定的でない材料のグループの中に確定的な部分が含まれている場合がある。また、その逆もある。

今日は、情報(データ)収集とそれの点検確認について述べてきました。これを分析・検討していくかは、また別の稿で述べます。

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投稿者プロフィール

市村 修一
市村 修一
【略 歴】
茨城県生まれ。
明治大学政治経済学部卒業。
日米欧の企業、主に外資系企業でCFO、代表取締役社長を経験し、経営全般、経営戦略策定、人事、組織開発に深く関わる。その経験を活かし、激動の時代に卓越した人財の育成、組織開発の必要性が急務と痛感し独立。「創造・挑戦・変化」をキーワードに、日本企業、外資系企業と、幅広く人財・組織開発コンサルタントとして、特に、上級管理職育成、経営戦略策定、組織開発などの分野で研修、コンサルティング、講演活動等で活躍。

2005年11月、 約10年連れ添った最愛の妻をがんで5年間の闘病の後亡くす。長年実践研究を妻とともにしてきた「いきるとは?」「人間学」「レジリエンス」「グリーフケア」をさらに学際的に実践研究を推し進め、多数の素晴らしい成果が生まれてきた。
この成果を社会に還元し全ての人がIKIGAIをもって各自の人生を歩み、よりよい社会づくに貢献するために本事業を立ち上げる決意をする。

2021年4月20日 株式会社レジクスレイ設立 創業者兼CEOに就任

【専門領域】
●組織文化・風土改革  ●人材・組織開発、キャリア開発
●グローバル人財育成  ●異文化理解
●東洋哲学・思想(人間学、経営哲学、経営戦略) ●グリーフケア
●レジリエンス(精神的回復力)
【主な論文/プレス発表】
「仕事と脳力開発-挫折また挫折そして希望へ-」(城野経済研究所)
「英語教育と脳力開発-受験直前一ヶ月前の戦略・戦術」(城野経済研究所)
「国際派就職ガイド」(三修社)
「セミナーニュース(私立幼稚園を支援する)」(日本経営教育研究所)

研修・コンサルティング・講演実績

【主な研修実績】

グローバルビジネスコミュニケーションスキルアップ ●リーダーシップ ●コーチング●ファシリテーション ●ディベート ●プレゼンテーション ●問題解決
グローバルキャリアモデル構築と実践 ●キャリア・デザインセミナー ●創造性開発 ●情報収集分析 ●プロジェクトマネジメント研修他

※上記、いずれもファシリテーション型ワークショップを基本に実施

【主なコンサルティング実績】

年次経営計画の作成。コスト削減計画作成・実施。適正在庫水準のコントロール・指導を遂行。人事総務部門では、インセンティブプログラムの開発・実施、人事評価システムの考案。リストラクチャリングの実施。サプライチェーン部門では、そのプロセス及びコスト構造の改善。ERPの導入に際しては、プロジェクトリーダーを務め、導入期限内にその導入。組織全般の企業風土・文化の改革を行う。

【主な講演実績】

産業構造変革時代に求められる人材
外資系企業で働くということ
外資系企業へのアプローチ
異文化理解力
経営の志
商いは感動だ!
品質は、タダで手に入る
利益は、タダで手に入る
共生の時代を創る-点から面へ、そして主流へ
幸せのコミュニケーション
古典に学ぶ人生
古典に学ぶ経営
論語と経営
論語と人生
安岡正篤先生から学んだこと
素読のすすめ
経営の突破口は儒学にあり
実践行動学として儒学に学ぶ!~今ここに美しく生きるために~
何のためにいきるのか~一人の女性の死を見つめて~
縁により縁に生きる
縁に生かされて~人は生きているのではなく生かされているのだ!~
看取ることによって手渡されるいのちのバトン
など