年頭自警

明けましておめでとうございます!
佳い一年になりますように!

毎年、元旦に心新たに目を通すのは、人生の師父・安岡正篤先生の「年頭自警」である。

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし

二、年頭古き悔恨を棄つべし

三、年頭決然滞事を一掃すべし

四、年頭新たに一善事を発願すべし

五、年頭新たに一佳書を読み始むべし

安岡先生は、年頭に当たりなすべき五つの項目をあげている。個々に見て行きたい。

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし

新年を迎えると誰しも気持ちを新たにして今年はいい年になって欲しい、いい年にしようと思うものである。しかし、安岡先生の言葉は、もっと深い意味を持つものと思う。それは、自ら奮起し気概を新たにしていくことを意味するものと思う。それは、人生の「志」を揺るぎないものにするものである。

二、年頭古き悔恨を棄つべし

人生には、様々な苦しみや悲しみがある。辛い過去は、なかなか断ちきれなく引きずってしまう。それは、時には根深くメンタルの病に落ちいてしまうこともある。悔恨を棄つ一つの方法は、自分の思考のクセを知ることである。嫌なことに出会うといつまでもそれに囚われてしまうという思考のクセ(感情のクセ)があるとするならば、それに気付いて、その嫌なことをプラスに転換していく。これについては、「生きる力 ~折れない心の鍛え方~」全6回シリーズで述べているので参照願いたい。

三、年頭決然滞事を一掃すべし

日々の生活や仕事の中で、先延ばしにしていることはないだろうか。時間の管理と共に事の管理が重要である。To Do Listやタイムマネジメントを活用して滞事を年初に一掃すれば、心新たに清々しさを味わうことが出来るだろう。

四、年頭新たに一善事を発願すべし

善事は、よい事柄、道理にかなった行ないである。ささやかな善事で日々続けられるものがいいのではないかと思う。例えば、挨拶は自らする。ありがとうのことばを言う。どんなときでも笑顔を絶やさない、など。

五、年頭新たに一佳書を読み始むべし

安岡正篤先生著「憂楽志」よると、
「佳書とは、それを読むことによって、我々の呼吸・血液・体液を清くし、精神の鼓動を昻めたり、沈着(おちつ)かせたり、霊魂を神仏に近づけたり する書のことであります。」

歴史に耐えた書物は、その価値がある。私は、今年、「古事記」「日本書紀」を年頭に読み始めた。

世の中がどんない変化しようと、自分自身が主体的にその変化を活かしていく、そのような姿勢・行動で新たな一年を過ごしたいものです。

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投稿者プロフィール

市村 修一
市村 修一
【略 歴】
茨城県生まれ。
明治大学政治経済学部卒業。
日米欧の企業、主に外資系企業でCFO、代表取締役社長を経験し、経営全般、経営戦略策定、人事、組織開発に深く関わる。その経験を活かし、激動の時代に卓越した人財の育成、組織開発の必要性が急務と痛感し独立。「創造・挑戦・変化」をキーワードに、日本企業、外資系企業と、幅広く人財・組織開発コンサルタントとして、特に、上級管理職育成、経営戦略策定、組織開発などの分野で研修、コンサルティング、講演活動等で活躍。

2005年11月、 約10年連れ添った最愛の妻をがんで5年間の闘病の後亡くす。長年実践研究を妻とともにしてきた「いきるとは?」「人間学」「レジリエンス」「グリーフケア」をさらに学際的に実践研究を推し進め、多数の素晴らしい成果が生まれてきた。
この成果を社会に還元し全ての人がIKIGAIをもって各自の人生を歩み、よりよい社会づくに貢献するために本事業を立ち上げる決意をする。

2021年4月20日 株式会社レジクスレイ設立 創業者兼CEOに就任

【専門領域】
●組織文化・風土改革  ●人材・組織開発、キャリア開発
●グローバル人財育成  ●異文化理解
●東洋哲学・思想(人間学、経営哲学、経営戦略) ●グリーフケア
●レジリエンス(精神的回復力)
【主な論文/プレス発表】
「仕事と脳力開発-挫折また挫折そして希望へ-」(城野経済研究所)
「英語教育と脳力開発-受験直前一ヶ月前の戦略・戦術」(城野経済研究所)
「国際派就職ガイド」(三修社)
「セミナーニュース(私立幼稚園を支援する)」(日本経営教育研究所)

研修・コンサルティング・講演実績

【主な研修実績】

グローバルビジネスコミュニケーションスキルアップ ●リーダーシップ ●コーチング●ファシリテーション ●ディベート ●プレゼンテーション ●問題解決
グローバルキャリアモデル構築と実践 ●キャリア・デザインセミナー ●創造性開発 ●情報収集分析 ●プロジェクトマネジメント研修他

※上記、いずれもファシリテーション型ワークショップを基本に実施

【主なコンサルティング実績】

年次経営計画の作成。コスト削減計画作成・実施。適正在庫水準のコントロール・指導を遂行。人事総務部門では、インセンティブプログラムの開発・実施、人事評価システムの考案。リストラクチャリングの実施。サプライチェーン部門では、そのプロセス及びコスト構造の改善。ERPの導入に際しては、プロジェクトリーダーを務め、導入期限内にその導入。組織全般の企業風土・文化の改革を行う。

【主な講演実績】

産業構造変革時代に求められる人材
外資系企業で働くということ
外資系企業へのアプローチ
異文化理解力
経営の志
商いは感動だ!
品質は、タダで手に入る
利益は、タダで手に入る
共生の時代を創る-点から面へ、そして主流へ
幸せのコミュニケーション
古典に学ぶ人生
古典に学ぶ経営
論語と経営
論語と人生
安岡正篤先生から学んだこと
素読のすすめ
経営の突破口は儒学にあり
実践行動学として儒学に学ぶ!~今ここに美しく生きるために~
何のためにいきるのか~一人の女性の死を見つめて~
縁により縁に生きる
縁に生かされて~人は生きているのではなく生かされているのだ!~
看取ることによって手渡されるいのちのバトン
など